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2020年 03月 11日 ( 2 )




クララが立った

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母親は、戦後の物のない時代を生き抜いた人である。
すなわち、「物が捨てられない」人である。
よって、年に数回、本域の親子喧嘩となる。

捨てられないうえにもらってくる。
「ハイジーのお兄ちゃんに輪ゴムもらってん」と嬉しそうに大量の色とりどりの輪ゴムを差し出す。「もらうな!」。

しかし先日「はい、マスク」と、新聞店からもらったものやら何やら多種多様のマスクが机の上に置かれた。
「家にあったものを集めた」らしい。
リスか。
引き出しやら台所やらから集めてきた分。まとめると花粉の季節を乗り切るくらいはある。
「うん。まぁ、ありがとう。助かる」。

年に1回か、数年に1回かは「捨てられないもの」で助かることがあるのは事実なので、最近は穏便に対処しつつ、100%ゴミ物件をこっそり捨てたりしてやり過ごしている。
クララが立った_d0184326_20301248.jpg
ヨーグルトライのエッジがたった!
クララが立った時のハイジ並みにクルクル回って喜ぶ。
加水の多いパンはクープをきれいに開かせるのが至難の業。
これだけきれいにたってくれると嬉しい。
でも、3本焼いて1本だけったので、なかなかに試練は続く。
今週は、くるみバージョンになる予定です。
クララが立った_d0184326_16374680.jpg
ポテト生地は、ブールとバトンとカップ、3種を焼いてみました。

「ブール」はフランス語で「ボール」の意味ですね。
ですね。とか言っちゃってますけど、今の今まで「プール」だと勘違いしていました。「ばびぶべ、ブール」だそうです。
そのブールは、ハーフで買っていただく方が多いので、せっかくなのでもう少し大きく焼いてみようかと。
大きく焼くと、中のふんわりしっとり度が増します。

「バトン」は同じくフランス語で「杖」の意味だそうです。
長めにねじって成形します。
生地を潰して焼く分、ブールよりもモッチリむにゅむにゅです。
これは、分割とお値段と、大体こんなもんかしらと思っています。

「カップ」はプリン型に入れて焼いています。
先週はフライドオニオンを練りこんで、ダイスチーズととろけるチーズを包み込みました。
相性がいいのは、お芋やかぼちゃのホクホク野菜でしょうか。
野菜酵母がお休み中なので、今週はこの生地で芋黒豆にしようかと。
お試し用に、プレーンもいいかもしれない。
クララが立った_d0184326_16485785.jpg
フライドオニオンを練りこんでベーグルに。
玉ねぎの味がガッツリします。
これに、ダイスチーズを巻き込んでとろけるチーズをトッピング。今週のベーグルです。
フライドオニオン、手作りもできそうなのでまたいつか手作りバージョンでも。
クララが立った_d0184326_16511553.jpg
全粒粉100マフィンタイプ。キッチリ焼いてみました。
かわいいね。
食パン型よりもほっくり感が強いでしょうか。
パコッと割って食べやすいので、お子さんにもいいかも。
シンプルな構成の上に全粒粉なので身体にいいヤツです。
クララが立った_d0184326_16510016.jpg
しばらくなりをひそめていた焼き菓子ですが、地味に試作をしています。
手前は酵母クッキー。レモン風味。国産レモンのすりおろし&しぼり汁入り。レモン味ってホントいい。
後ろはおからクッキー。
大好きなヒメシャラさんところと通販でお気に入りのところのクッキーのいいとこどりができないかと、試作中。
これ、好きなのでバリバリバリバリ飽きるまで食べるので危険。
商品としてはまだ全然。100%の中の5%くらいの出来。先は長い。
クララが立った_d0184326_17000831.jpg
先週の人参くるみレーズンクリチ。
人参生地はまた思い出した頃にでも。
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今週は黒生地になります。黒チョコ、黒フリュイ。
なんだかんだですっかり忘れられていますが、3月14日はホワイトデーです。
黒チョコ、黒フリュイともまるっと1本ある予定です。
他、キャラメルナッツとか、ホワイトデーのお返しにもどうぞ。
ベーグルはカシューチョコが追加の予定です。

そんなこんなで、開店時の棚は並べきれずにてんやわんやになっていると思います。ガンガンお尋ねいただければ幸いです。
今週も土曜、よろしくお願いいたします。




by peroke | 2020-03-11 18:48 | パンのこと | Trackback

デビルマンのラストが怖い

中止になったライブ、有料配信してくれないだろうか。
先日の打首獄門同好会ライブのクオリティなら余裕でお金を払って観たい。

そもそも、おっちゃんおばちゃんは若い子のライブに行きにくくないですか?
姪っ子が「クリープハイプのライブに行くっ!」と言っていたのを、さすがにあのノリはおばちゃんには無理。と、指をくわえて羨ましがっていました。
中年世代に限らず、「音楽は好きだけれどライブのノリが無理。」という若い子も多いはず。自意識が過剰すぎて昔は自分も無理だった。

エレカシの宮本さんのソロライブだったら、パソコンの前で正座して待つ。正座して凝視傾聴する。
レキシの池ちゃんのライブなら、光る稲穂を持って待機する。叫ぶ「たかゆかしーきー!」
King Gnuのライブなら、ワクワクしかない。踊る。
東京事変のライブなら、クオリティが高いに決まっている。ほほぉーーーーってなる。ほほぉー。

そもそもチケットがとれないライブを、お金を出せば誰でも見れるのだから、こんなハッピーなことはない。
なんとかならないだろうか。

その点舞台はなんとかならないだろうか。
足音、息遣い、人間が動いて演じている肌感。あの独特の場のエネルギーは生でしか難しそうだ。

---
尾崎豊が「夜の校舎 窓ガラス壊してまわった」時代。
生徒以上にイカレタ先生の存在も珍しくなかった。

細身の眼鏡をかけた男性教諭。理科の先生だったか。
授業中、とある女子生徒が注意をうける。
黒板の前に正座させられ、常軌を逸した風に教科書でバシバシ彼女を叩き叫ぶ。
「何やってんだ?!この人?」椅子に座りつつもフツフツフツフツ頭の中が沸騰する。でも立ち上がりはしない。声はあげない。
そして、チャイムが鳴ると何事もなかったかのように動き出す教室。

あの時、「先生、それはおかしくないですか?」と声をあげる生徒はいなかったけれど、きっと叫ぶことのできる人間はいる。
自分はそれができる人間ではない。
落胆か、諦念か、中学生の心に黒い石が置かれた。
---

そもそも「人は何故トイレットペーパーを買い求めるか」が出発点。
そこから「自分は何故トイレットペーパーを買い求める人に対してテンション高く批判するか」に至る。
さらには「腸内フローラ」に帰着する。
突然の諸々2週間自粛が発表されてからの思考の展開。

●「人は何故トイレットペーパーを買い求めるか」
については荻上チキさんが分かりやすくまとめてくれていた。
---
<自分は噂を信じるわけではないけど、信じた第三者は愚かな行動をとるだろう。それを踏まえて行動しよう>という認知が、実際には「噂を信じた人」と「噂から距離を取っている人」とを、同じ行動に導くという。
---
実際、カラになっているドラッグストアの棚をみると不安になる。
小さいお子さんをお持ちのお母さんが不安になってデマと分かっていてもトイレットペーパーを買い求める気持ちは理解できる。
その不安がひとつ。

もうひとつは「でなければならない」問題。
お尻はトイレットペーパーでふかなければならない。
そんなことはない。
ウチの母は「トイレットペーパーなんかなければ新聞紙をもんでふけばいい」と言う。
インドネシア在住経験のある人間は「インドネシアではふかない」と男前に言い切った。
なんならウォッシュレットという文明のリキもあるところにはある。

「でなければならない」は視野狭窄を招いて自分を縛る。
「でなければならない」に縛られると身動きがとれなくなって、自分が苦しくなるだけだ。
「親の介護はしなければならない」「冠婚葬祭は欠いてはいけない」「大人・子供・男・女、、らしくあるべきだ」他もろもろ。
頼れる機関があればとことん頼ればいい。世間のしきたりやらなにやらを欠いたとて関係のない人間がとやかく言うだけだ。ゲーム好き大人でいい。漫画好き大人でいい。環境問題を公に語る子供であってもいい。
他者への優しさと想像力をもつことを前提に、自分が生きやすいように生きればいい。

「いつも心に野村佐知代を」。西原先生の金言。
そんなサッチーも、どれだけ野村克也氏に愛されていたか。
億の投げつけられる煩わしい言葉よりも、一人の気持ちを得ることのできる尊さ。サッチーが羨ましくもある。
思考はあちらこちらと脱線する。

●「自分は何故トイレットペーパーを買い求める人に対してテンション高く批判するか」
あれ?と思った。
あさイチでカルディに材料を買いに行き、ふとマスクないかな?とココカラファインをのぞいてみたら大勢の人がトイレットペーパーとティッシュペーパーを抱えてレジに並んでいる。
「何やってんねん?!」とバカバカしく思う。
その後もトイレットぺーバーとティッシュを持っている人を見かけるごとに「何やってんねん?!」とテンション高めに思う。
なんならその姿を目で探していたかもしれない。探していたのだろう。
2,3日続いて、あれ?と思う。
この感覚、身障者用駐車場に普通の車が停まっている時に感じる憤りに似ている。

「正義の振りかざし」と「いじめの快楽」と「自分だけずるい!」

同じ頃「人の本性は困難な時と正義を手に入れた時に現れる」とtwitterに流れてきていて、なるほど。と思う。
人は100%の正義を手に入れた時、徹底的に相対するものを叩くことがある。
「正義は振りかざした瞬間に悪になる」と、昔ラジオで言っていた。

例えば不倫騒動。
「不倫!ダメ!絶対!」のこの世の中、テレビの外側の人間は100%の正義を手に入れているわけだ。
その正義を振りかざして、叩く。完全なる安全圏でお茶を飲みながら叩く。
分かりやすく叩きやすいところを、徹底的に叩く。
テレビの向こう側の人間は叩いても壊れないものだと、サンドバックのように叩く。
太田光氏が言っていたらしい。「いじめで楽しんでいる」自覚を持つべきだ。と。

KANA-BOONのギターの古賀くんを、残りの3人のメンバーでいじるトークが好きだった。
でも今は3人組バンドになってしまった。悲しい。
荻上チキさんは「未来めがね」の本の中で重めの鬱を患っていること、映画「ジョーカー」について、自も「失笑恐怖症」になっていることを語っていた。しんどい。

「正義は他者を叩いてもいいという免罪符ではない」ということと「自分はマウントとりたがりのいじめたがりである」ということと「ずるい」気持ちがまんまんであること。
だから、人がズルをしていると過剰反応して「私も本当はズルしたいのを我慢しているのにズルい!」となること。
それらを時々確認したほうがいい。自分の話。
そう。自分の話。あれはそう、鼓笛隊の帽子を無くした時、、、ずるずるずるずる引きずり出てくる人に言えない笑えない小ずるい過去。

●ビオフェルミンS錠剤
近頃お腹の調子が悪く、ビオフェルミンS錠剤を続けて飲んだらよくなった。
「ビオフェルミンS錠剤とはなんぞや?」
と思って調べてみたら、どうやら腸内フローラを整えてくれるものらしい。
腸内にはお花畑があって、そこには性悪な悪玉菌と性善な善玉菌、あと優勢の菌に従う日和見菌の3種が暮らしている。
「悪玉菌より善玉菌が多い腸内フローラに整えてくれる」のがビオフェルミンだ。

もうどのくらい前からかはわからないくらい怯えていることがある。
デビルマンのラストのシーン、熱狂する群衆の中の一人は確実に自分だ。
日和見菌の恐怖。
「あいつが悪いヤツだ。やっつけろ!おー!」「困難な時こそ一致団結!えいえいおー!」
正義を振りかざした声の大きな人間に諾々と追従する日和見菌。
そんな日がこないことを震えながら祈るのみの日和見菌。
要は、群衆心理への恐怖か。

ヒトラーに敬礼する群衆の写真。その中、一人腕を組み前を見つめる男性がいる。その一人にはなれない。
韓国映画「1987 ある戦いの真実」の中、拷問を受けても戦っていた男性にはなれない。
「先生、それはおかしくないですか?」と声をあげる人間にはなれない。
だから今、怯えています。

今、トイレットぺーバーを買い占める人を糾弾するのではなく、もっと本質を、この現状について本質的な問題を問える人がいた。
善玉菌の人がいる。と思った。

---
そんなこんななガチャガチャの脳みそでキッチンペーパーを買いに行ったら、ない。
「トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパー」ペーパー3種総崩れ。
一瞬で「たいがいにせいよおいっ!」と頭の中でブチギレる。
正義も腸内フローラも瞬殺。だって人間だもの。
とか便利な言葉を使ってみたり。
もうこうなったら林家連れてこいよ。林家ペーパー。とか。
おやじギャクに逃げてみたり。

でも安心してください。別のお店に行ってみたらありましたから、山盛り。ティッシュとキッチンペーパー。
トイレットペーパーも近いうちにだぶついてくるでしょう。ほぼ国内生産で通常生産されているのだから。無問題。

頭の中が字数制限オーバーフロー気味だったので、一旦排出。
最後までお付き合いいただけた方がありましたら、ありがとうございます。


次回、パンのお話。
クララが立った時のハイジばりに喜んだ「ヨーグルトライのエッジが立った」の話です。




by peroke | 2020-03-11 16:24 | 日々のこと | Trackback

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自家製酵母と国産小麦のパン屋です。

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